陰暦七月の街は亡霊がそこら中に浮遊していると、霊界に通じるものは良くゆう。昔、僕の女友達も霊に通じる眼を持っていて、街を何気なく歩いている時、ほら、あそこに男が立っているとか、また、トンネルを通り過ぎる時、男が今さっきあなたについてきてあなたのそばで話しかけたとか、僕をひんやりさせては大笑いしたことがある。
私は、彼女の霊媒としての超能力を信じて疑わなかった、霊界の存在を固く信じる者として。
さて、人形は時がたつと人間の魂が宿るとよく言われる、石もまたそうだ、人間の「念」がよく石に移るとも言われる。だから骨董品の人形は買わないこと。また石を徒に家に飾ることも遠慮した方がいいかもしれない。
夏の終わりの街の夜。
幽霊たちは確かにそこにいる。
廖中仁 Liau Chung Ren
2022, 8.20
Instagram@frame25_ren / @citywithoutatitle
* tap open image
沒有留言:
張貼留言